犬も人間も感染に注意が必要!Q熱の原因と予防法とは?

犬も人間も感染に注意が必要!Q熱の原因と予防法とは?

人畜共通感染症(ズーノーシス)のひとつであるQ熱は、コクシエラ・バーネッティという細菌に感染することにより発症する病気です。病原体は犬や猫のほかにも牛、ヤギ、ひつじなど家畜の体内にも存在していますが、犬の場合は無症状であることが多く、感染に気がつかないこともあります。

 

【症状】犬の場合はほとんど症状が出ない

犬や猫の場合、感染しても軽い発熱程度かほとんど症状の出ない不顕性感染です。妊娠中の犬が感染すると、まれに流産や死産をしてしまうケースもあります。

もし人間が感染すると、2週間前後の潜伏期間を経て、発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、関節や筋肉の痛み、のどの痛みなど風邪に似た症状があらわれます。これらの症状がおよそ2週間ほど続いた後におさまります。しかし重症化すると胸の痛みや咳などの症状があわられ、肝炎や骨髄炎などの合併症を併発することもあります。

 

【原因】感染動物やマダニからの感染

Q熱は、コクシエラ・バーネッティという細菌に感染することで発症します。この菌は、感染している動物の糞尿や乳汁、羊水、胎盤を通じて長期にわたり排出さ れ、周囲の環境を汚染します。細菌を含んだ排泄物を舐めたり、空気中に浮遊している細菌を吸い込み体内に入ることで感染します。またQ熱は、ライム病・バベシア症とならんでマダニが媒介する病気のひとつであり、保菌者であるマダニに咬まれることによって感染する場合もあります。

 

【治療】抗生剤の投与が有効

Q熱の治療には、テトラサイクリン系やニューキノロン系の抗生物質の投与が有効です。3週間から1か月ほど投薬を続けます。再発するおそれがあるため、症状が落ち着いてからもさらに3週間以上投与を続ける必要があるとされています。

 

【予防】マダニ予防を徹底する

Q熱の予防法としては、媒介者であるマダニ予防をダニ駆除薬などで徹底するとともに、アウトドア活動などでマダニや野生動物が生息する野山を訪れたときは、長時間の活動は避けることが望ましいでしょう。またふだんから飼育環境を清潔に保ち、散歩の際にはほかの犬の排泄物に近づかないよう注意しましょう。

Q熱は愛犬への感染を防ぐとともに、飼い主も感染しないよう気をつけなければなりません。人間が感染して重症化すると肺炎などを起こすこともあり、慢性感染では倦怠感や疲労感が長期的に続き、社会生活への影響が憂慮されるケースもあります。万が一愛犬が感染してしまったら、直接的な接触はもちろん、排泄物などの処理にも細心の注意を払わなければなりません。

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