オスの生殖器にできる精巣腫瘍とは??

オスの生殖器にできる精巣腫瘍とは??

精巣腫瘍とはオスの生殖器で、精子を作り出す精巣に発生する腫瘍です。去勢手術を受けていないオス犬に最も多い腫瘍の1つです。腫瘍のほとんどは良性と言われていて早期発見・摘出手術で完治する可能性がある病気ですが、進行してしまうと命に関わる場合もあり、再発率も高いので注意が必要です。腫瘍は精巣全体にできて腫れが起きる『セルトリ細胞腫』、左右両方に出来やすいのが特徴でセミノーマとも呼ばれる『精上皮腫』、高齢の犬にできやすく比較的小さい『間質細胞腫』の3種類があります。

【症状】精巣腫瘍の症状

精巣腫瘍で特徴的な症状は精巣の腫れです。左右の精巣の大きさが明らかに違っていたり表面に凹凸(おうとつ)が見られます。また乳腺がはったり、時には発情期にメス犬に対するしぐさをすることもあります。精巣腫瘍はほとんどが良性の為痛みを感じません。そのため、普段の様子から病気の症状を感じ取るのは極めて困難になります。またその他の症状として、食欲低下、元気消失、血尿、脱毛などの症状が見られます。

【原因】精巣腫瘍の原因

精巣腫瘍の原因ははっきりと解明されていませんが、停滞精巣(停留睾丸)の犬が発症しやすい傾向にあると言われてます。劣性遺伝による先天性のものである可能性も高いです。ペットフードに含まれる「DEHP」や「PCB153」といった環境ホルモンが精巣腫瘍に影響を与えていると言われていて、ホルモンによって好発しやすい犬種は、『トイプードル』、『ヨークシャーテリア』、『ポメラニアン』で、その他『トイ』や『ミニチュア』と名の付く犬種に多いとされます。

【治療】精巣腫瘍の治療

腫瘍の摘出手術かホルモン剤の投与が行われます。一般的には、腫瘍が転移する可能性を防ぐためにも、良性・悪性問わず摘出手術を行います。また、女性ホルモンが分泌されるため、ホルモン剤などの投与を行う場合があります。高齢の犬の場合、成犬の犬よりも手術に対するリスクが高くなりますので治療法を獣医と慎重に選びます。

【予防】精巣腫瘍の予防

去勢をすれば精巣がなくなるので、この病気を発症することがなくなります。繁殖させることを望んでいない場合は、早いうちに去勢手術をうけましょう。また、未去勢の犬で停留精巣(停留睾丸)だと診断された場合も、腫瘍が発生する前に摘出しましょう。陰睾の時には腫瘍が起こりやすい部位で、高齢の場合手術が難しくまりますので、体力のある若い時期に手術するのが予防への一歩です。

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