ホルモン異常が引き起こす内分泌性の皮膚病とは??

ホルモン異常が引き起こす内分泌性の皮膚病とは??

内分泌性の皮膚病とは、体内に存在しているさまざまなホルモンが、臓器や細胞の動きをコントロールしていますが、ホルモンの分泌量が正常ではなくなり、増減することで皮膚に炎症が起こる状況です。別名、『ホルモン性皮膚炎』とも呼ばれます。犬の皮膚の形成や現状維持のために分泌しているホルモンは、甲状腺ホルモン、性ホルモン、副腎皮質ホルモン、成長ホルモンなどがあります。この病気の代表的な皮膚炎のホルモン異常は、『甲状腺機能低下症』になります。

【症状】内分泌性の皮膚病の症状

分泌の異常が出てしまっているホルモンの種類によって、発症部位は異なりますが、基本的な症状は『脱毛』です。副腎皮質ホルモン、成長ホルモンの以上の場合、体全体的に毛が抜け落ちていきます。副腎皮質ホルモンだけの場合は更に、排尿量が増え、食欲が増加します。性ホルモンの分泌に異常が生じると、生殖器や肛門周辺に脱毛が集中します。副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)では左右対称性の脱毛が徐々に広がり、脱毛部位の皮膚は血管が透けてみえるほど薄くなることもあります。また、甲状腺ホルモンの分泌異常が、『内分泌性皮膚炎』の原因として一番多く見られます。

【原因】内分泌性の皮膚病の原因

本来、体内に入ってきた異物を排除するための免疫系が、なぜか自分の体の一部である甲状腺を攻撃することで炎症が起こり、機能が低下してしまうことがあります。副腎皮質ホルモンの異常で起こる『クッシング症候群』に併発する形で発症することがあります。この場合の発症率は50%と言われています。その他、甲状腺が萎縮してしまうことでホルモンの作用が低下してしまうことがあります。犬種としては、『アフガンハウンド』、『アイリッシュセッター』、『ゴールデンレトリバー』、『エアデールテリア』、『チャウチャウ』、『ボクサー』、『ダックスフンド』、『プードル』、『ラブラドールレトリバー』、『シェットランドシープドックス』などに多いとされます。

【治療】内分泌性の皮膚病の治療

内科的治療が一般的で、不足したホルモンを補うためにホルモン剤を投与します。反対に、過剰分泌の場合は抑制する内服薬を投与します。ただし副作用も強いため十分な診断と適した治療を判断します。皮膚炎の改善にも時間がかかることがあるので、根気よく治療を行います。

【予防】内分泌性の皮膚病の予防

内分泌性の皮膚炎の原因は様々で、決まった予防法はありません。中でも先天性疾患や遺伝的なものが原因の場合、予防することは難しいです。日常のストレスが原因でホルモンバランスに影響を与えてしまうこともある為、予防法としては飼い主が日々衛生的・健康的な生活を提供し、常に愛犬・愛猫に愛情注いであげることが大切です。

 

ホルモン異常が引き起こす内分泌性の皮膚病とは??

『ホルモン異常が引き起こす内分泌性の皮膚病とは??』が気に入ったらいいね!をお願いします

キーワード・タグ:

関連記事

記事検索

ペットニュースカテゴリの一覧

キーワード・タグの一覧

閉じる