皮膚炎や感染症の原因にもなる!マダニについて

皮膚炎や感染症の原因にもなる!マダニについて

マダニは、犬や猫だけでなく人にも害を及ぼします。皮膚炎や貧血を引き起こし、さらに病原菌を感染させるおそれのあるこわい存在です。野山だけではなく、街なかの公園や草原にも幅広く生息しているので注意しなければなりません。マダニの生態や予防法についてまとめました。

 

【生態】

マダニはイエダニなどに比べると通常でも体長3mmと大きく、吸血すると約3倍にも膨れあがるので肉眼でも確認することができます。ふだんは山林や湿地帯など比較的湿気の多い場所を好んで生息し、近くに来る動物などの熱や振動、二酸化炭素などを察知して飛びつきます。動物に寄生すると、1週間ほどかけて血を吸い続けます。脱皮を繰り返しながら幼虫→若ダニ→成虫と成長していき、そのつど寄生する宿主を変えて栄養を取るために吸血を行います。

 

【症状】

マダニが犬や猫の血を吸う際、血液から栄養分だけ取り出して、残りの余分な水分を唾液とともに宿主の体内に戻します。この唾液とともにマダニを媒体としているウイルスや原虫、リケッチアなどが宿主へと感染します。また、唾液自体がアレルゲンとなって皮膚炎を発症したり、マダニが大量に寄生することによって貧血症状を引き起こしたりする場合もあります。マダニを媒介したウイルスが宿主の体内で活性化するのには、吸血が始まってから約48時間かかるといわれています。よって、マダニに刺されたらすぐに病院で受診することが大切です。

マダニが引き起こす感染症には、貧血・発熱・食欲不振・黄疸などを引き起こす「バベシア症」、皮膚症状・神経症状・発熱などを引き起こす「ライム病」、貧血・食欲減少・体重減少などの原因となる「猫ヘモバトルネラ症」、貧血症状がみられる「エールリヒア症」などがあります。

 

【駆除法】

もしペットのマダニがついているのを見つけても、自分で取るのは極力避けることが望ましいでしょう。無理に取ろうとすると、マダニの口の部分が皮膚に残って皮膚炎を引き起こしたり、手で取るときに潰してしまうとマダニが持っている病原菌が飛び出して感染の原因にもなります。

アルコールや酢を使ってマダニを弱らせたり、専用のピンセットを用いて取り除く方法もありますが、一番安全な方法は動物病院へ連れて行き駆除してもらうことです。

 

【予防法】

マダニ駆除薬を定期的に投与することで予防することができます。フロントラインはマダニの駆除にも予防にも有効で、1か月効果が持続します。マダニを48時間以内に駆除することができ、成虫だけでなく卵や幼虫の成長を抑制することもできます。

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