免疫力が低下すると異常繁殖して病気の原因に!ニキビダニについて

免疫力が低下すると異常繁殖して病気の原因に!ニキビダニについて

ニキビダニは、犬や人をはじめとする哺乳類の皮膚に常在しているダニです。毛包や皮脂腺に寄生してふだんは害を及ぼしませんが、他の病気にかかったり、加齢や運動不足などが原因で免疫力が低下したときに、異常増殖して皮膚のただれや脱毛などの症状を引き起こします。

 

【生態】

ニキビダニは体長0.2~0.3mmで、毛根を包む毛包に寄生するために毛包虫ともよばれています。犬では目や口の周り、前足の先などに寄生しますが、ふだんは皮膚の余分な皮脂や皮質を食べながら生息し、特に問題を起こしません。しかし、基礎疾患があったり、体力や免疫力が低下したときに多数発生すると悪影響を及ぼします。ニキビダニは生まれたばかりの子犬には存在せず、ダニが寄生している母犬と授乳時などに密接な接触をすることによって感染するとされています。また、人に寄生するニキビダニと犬のニキビダニは異なるので、犬と人の間で感染することはありません。

 

【症状】

ニキビダニが引き起こす皮膚炎は、アラカス症または毛包虫症とよばれます。ニキビダニの異常繁殖にともない毛根がダメージを受け、部分的に脱毛があらわれます。初期段階ではかゆみをともないませんが、やがてニキビのような膿胞が出て皮膚がただれてベタベタとした湿疹の状態になります。放置すると脱毛部位が広がってゆきます。

さらに弱った皮膚が細菌感染すると、かゆみや痛みが増していきます。進行すると全身に膿皮症が広がり、敗血症を起こして命にかかわることもあります。

 

【駆除法】

ダニ駆除薬や薬浴によって治療と駆除を行います。完全に駆除するまでは根気よく治療を続ける必要があります。二次的に細菌感染を起こして膿皮症を発症している場合には、抗生剤を投与します。若年齢の犬であれば症状が軽い場合が多く、予後も良好であることがほとんどです。ただし、全身性のニキビダニ症(アラカス症)へ進行してしまうと治療が困難になる場合もあります。

 

【予防】

ニキビダニが異常繁殖してしまうのには、免疫力の低下や遺伝的要素が原因であるといわれています。予防には、免疫力の低下をふせぐために日ごろから健康管理と体力維持に配慮する必要があります。また、ニキビダニ症は発症すると長い治療期間が必要で、症状が進行すると完治が難しくなることがあります。皮膚に異変が見られたら、早期に動物病院で診察を受けることが大切です。

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