ピクシーボブの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

ピクシーボブの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

ピクシーボブは、キャロル・アン・ブリュワーの手により、北アメリカはワシントン州カスケード山脈のふもとの農村に住んでいた土着猫の交配によって生まれてきた猫種です。
ブリュワーは、その大きな土着猫と隣家に住んでいたブラウン・スポッテドの野性的な外見の猫と交配させ、その子猫の中の一匹に「ピクシー」と名付けたそうです。
このピクシーと名付けられた猫がもとになり、ピクシーボブが交配されていったそうです。

 

その地域の猫アカオオヤマネコ(ボブキャット)とイエネコの交配から生まれたと推測されていましたが、生まれてきた子猫達のDNA検査ではボブキャットの遺伝子がない事が判明しました。
したがって、ピクシーボブは、ボブキャットの血を引いているわけではなく、ボブキャットに似るように交配して生まれてきた猫種と言えます。

 

ピクシーボブは、アメリカの血統登録機関CFAではネコ科で野生種の血が入った品種登録は受け付けていなかったため登録されませんでしたが、猫では世界最大の血統登録機関であるTICAでは登録されています。

特徴

ピクシーボブの多指症は遺伝的な疾患ですが、それ自体は病気ではありません。
ただし、多指症でもピクシーボブで認められているのは、1本の足について7本までです。

 

ピクシーボブの特徴は野性味あふれるワイルドなルックスです。
逆さにした洋梨型の個性的な頭部と短いしっぽが特徴の、大きなサイズの猫種です。
標準体重は4kg~8kg、オスは時に10kg近くにもなる、ロング&サブスタンシャルタイプです。

 

また、鳴き方に個性があり、普通の猫とはちょっと違う声を発します。
基本は短毛ですが、まれにミディアムロングの長毛の子も生まれます。

 

性格

社交的で、飼い主に対し従順な子が多いと言われています。
また頭も良く“人間が話す言葉を理解できる猫”としても有名だそうです!
しかし、嫉妬心もあり、飼い主の人間に対して常に自分に注意を払うことや、他のペットよりも自分を一番愛することを望む傾向があります。

子供や他のペットと暮らすことも可能で、まるで犬のような性格の猫です。

飼い方

運動や遊びが好きですが、成猫になれば特段に多くの運動量を必要とはしません。
ピクシーボブは体が大きくなりますので、重量に耐えられるしっかりしたキャットタワーが必要になります。

 

ピクシーボブの被毛の手入れは比較的楽ですが、定期的にブラッシングやコーミングを行ってあげましょう。

 

かかりやすい病気

ピクシーボブは、遺伝子は多様であり遺伝性疾患の起きにくい、頑健な猫とされています。

どんな猫でも10才を越えればシニアになり、膀胱炎や尿結石などの尿路疾患や、慢性腎不全、心臓疾患などが起こりやすくなります。

あと、先天的に指の数が多く生まれる多指(趾)症が容認されており、1本の足について7本の指までが認められています。それ以上は繁殖猫としては失格となります。

多指症は遺伝的な奇形ではありますが、それ自体は疾患ではありません。

 

尿路結石症

腎臓、尿管、膀胱、尿道のどこかに結石ができる病気です。
結石が膀胱の粘膜を傷つけて膀胱炎となることもあります。

症状は“トイレに行く回数が増えた”・“頻繁にトイレへ行くのに少ししか出ない”・“おしっこの時に痛そうに鳴く”・“おしっこに血が混じる”などです。
これらの症状は膀胱炎にも似ているため注意が必要です。
中にはトイレの壁等についたおしっこが蒸発し、残った結晶がきらきらと反射して見えることもあります。
結石の大きさは砂粒ほどの小さなものから数センチのものまでさまざまです。

 

猫の尿路結石症には、尿がアルカリ性に傾くことでできる“ストラバイト結石”と、酸性に傾くとできる“シュウ酸カルシウム結石”があります。
これらは食事の偏りが原因で起きるといわれています。
猫がもともとあまり水を飲まずに濃度の濃いおしっこをすることも原因のひとつに挙げられます。

 

猫でよくみられるのは“ストラバイト”と“シュウ酸カルシウム”の結石です。
これらは尿検査やレントゲン検査、超音波検査で診断出来ることもあります。
ストラバイトは療法食で溶かす事が可能ですが、結石の大きさや個数によっては外科的手術が選択されることもあります。
シュウ酸カルシウムは療法食で溶かす事ができないため、外科的手術が第一選択となります。

 

慢性腎不全

慢性腎不全は腎臓の機能が徐々に低下し、機能不全に陥った状態のことです。
中年齢から高年齢の猫に多い病気です。

慢性腎不全のおもな症状は、多飲多尿(水をよく飲むこととおしっこの量が増えること)で、初期の段階ではこれ以外に目立った症状はありません。
しかし、腎臓の機能が次第に低下してくると、多尿にもかかわらず、老廃物や余分な電解質、リンなどのミネラル類を尿中に排泄することができず体内にたまってきます(尿毒症)。
水をたくさん飲んでも多尿によって失った水分を補うことができず、脱水を引き起こしてしまいます。
これにより“食欲不振”・“元気が低下”・“毛づやがなくなる”・“嘔吐”・“下痢”・“便秘”・“体重減少”などがみられます。

 

原因は糖尿病や多発性嚢胞腎などの他の病気により引き起こされることがあります。

慢性腎不全は、急性腎不全と違い徐々に進行していく病気で、一度発症すれば治ることはありません。
慢性腎不全の治療は、その進行をできるだけ抑え、症状を緩和することが目的となり、おもに内科的治療と食事療法が行われます。

 

食事管理などで進行を遅らせることになりますので、気づいた時には早めに動物病院を受診しましょう。

 

編集部

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